プルークからやり直し2009/03/22 21:06

3連休だったので、1泊2日のスキーに行ってきました。

初日。
水上高原スキーリゾート。4時出発、7時到着。全て一般道。

始めて来ましたが、水上の奥とあって、雪はまだまだ大丈夫でした。
少々の雨だったのが残念でしたが、そのせいか春の悪雪感は少なく、普通の雪でした。まあ、整備を入れていない一部のコースは悪雪でしたが、、、(いきなり雪質が変わって、対応しきれず転倒が1度、コースの危険防止ポールがウェーブ奥に倒れていて、それにびっくりして転倒が1度)
JAFの会員割引で半額だったのですが、それに見合ったゲレンデでした。
初級か上級しかないって感じ。中上級者に有効なリフトも3本。
もっともプルークからの練習に行ったので、最適でしたが。
コブコースは、荒れていて、ラインが見えるところが少なかった。当然のごとくよれよれ状態で降りてきました。

17時に出発、20時に軽井沢プリンススキー場に到着。
車中泊でしたが、風が強かったせいか、かなり冷え込み、夜中に何度も起きてしまいました。
エアーベッドの空気が冷えひえで、2枚重ねのシュラフをも突き刺すほどの冷え込みでした。
車の窓には霜が降りてました。

2日目。
またまたプルークから練習。
ここは人工雪の上、暖かくなってきたので、水上高原とは雪質ががらっと違いました。
朝こそガリガリでしたが、午前の早い時間からいわゆる春の悪雪に変化。極端に言うとビチャビチャのうえ、ブラストを撒いたような重い雪。
昨日練習したのに、思ったように滑れず、根気よくプルークの練習。
でも、昨日も感じましたが、内足始動のターンの感覚が得られてきました。
内足始動(トップコントロール?)は、これまで全く意識した事のない滑り方です。
それと、外足加重の重要性を何人かから教えられていたので、内足の回旋と外足の加重(特に踵(かかと))の2点を気をつけて練習しました。

内足の膝(ひざ、体の部位の漢字は難しい)をターン中心方向に向けるように回旋しながら角を立てるように動かし、外足を加重しながら前へと縦に滑らせていく。
この時、体の左右に2本の上下に伸びる軸があると意識し、内足側の軸を中心軸にして外足側の軸が回り込んでいく。当然外肩と外腰も回りこんでいく。
書くと簡単ですし、やってみると以外に簡単だったりしますが、刻々と変化する斜面や雪質により条件判断が出来ないとうまくいきません。

とりあえず、少しづつレベルを上げて練習したせいか、小回り用の板でなくても、そこそこ深い小回りターンが出来る様になった”気”がします。
まぁ、これまでにも調子が良ければ出来たターンなのですが、板が長くなったら出来たり出来なかったりしていて、どうすれば出来るか分からなかったので、コツが掴めて来たという感じでしょうか?
1級検定の時には全く出来なかったターンなので、次に受験するのが楽しみです(それまでに確実にモノにしなければいけませんが)。

それとコブの練習ですが、軽井沢には”なんちゃってモーグル”という割と緩斜面にコブコースが設けてあり、そこでだいぶ滑れるようになりました。
去年は、そこでさえも怖くて満足に滑れませんでしたが、今年は溝の外を通るラインで滑ってみたり、スピードのコントロールを試してみたり、色々出来ました。まぁ下手なのは変わらないので、試みが失敗して何度か転んでしまったりしましたが、、、
だいぶ進歩したのは実感しています。やっぱり達成感が得られると楽しく感じます。

今回SAJのガイドブックを参考にプルークからパラレルまでの組み立てを練習したのですが、もっと早く本を手に入れて練習していれば良かったと思っています。
How to モノって、結構端折って書かれていたり、自分の感覚に合わないものがあるんだと感じました。
某、ミスターデモの本は数多くありますが、その中で「内足は”少し”ターン中心方向に向ける。本当に気持ち程度です」と説明されていたりしますが、私にとっては”少し”どころではなく、結構意識しないといけないことだったり、「コブは見下ろすように上体を立てて」と説明されていますが、実は、上体を前へ前へ持って行く意識だとうまく滑れたりなんかしました。
色々な人のレッスンなり教えなりを得て、自分なりに練習、吸収をするのが良いと思います。

今シーズンも終わりが近づいてきましたが、最低でもあと1回は行こうと思います。
それにしても外足加重を意識してたせいか、筋肉痛が酷い。
今まで如何に軽い滑りをしていたかが分かります。